赤い彗星 VentureCraft SoundDroid VANTAM R627

 D12 アナコンダからさらなるステップアップを求めて、DAC内蔵アンプを探しにe-イヤホンさんに、この時点では特に買うつもりが無く下調べのつもりだったのですが、赤い彗星に一目惚れです。正直、見た目に惹かれてしまった。

 金額は、中古で36,780円。他にも同じ形の色違いが数種類、金額は、まちまち、そこにあるやつでちょうど中間くらいだった気がします。すぐさまスマホで調べたら、性能いい感じ、1年くらい前の機種で、新品の値段が84,000円くらい、これはお買い得ではと思い、店員さん呼びました。さすがに金額も金額なので視聴させてもらいました。

 手持ちのFiiO X3とラインアウトで接続、聴いた瞬間に、コレください。1分も聴いてなかった気がします。

 VentureCraft の  SoundDroid VANTAM R627

この見た目とメカメカしいところが気に入ってます。

まさに 赤い彗星ですよ。名前、そんな感じに付けちゃいたいですね。コラボして***公国マーク入れたらと思ったりもします。

 どちらが表かわからないが片面に、各種スイッチ 

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入力関係は、非常に豊富です。

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 写真右側から、イヤホン出力(赤く光っているのでデジタル出力兼用)、ライン入力出力、光の入力、BALとなっているのがバランス出力、やはりこれが気になってます。2.5mmの4極プラグで Astell&Kern で採用されている端子、グランド側を左右で分けることで音が良くなるみたいです。ちなみに普通は3極なので右のイヤホン、左のイヤホン、グランドになります。緑に光っているのでセレクタiPhone接続、USB接続など選びます。左写真が底面、USBが2つ 充電とスマホ接続が兼用のマイクロUSB端子、PCについているUSB端子、こっちはiPhone接続みたいです。最後にボリューム、回して電源ONです。

 デジタル関係が充実しているしているみたいですが、自分の場合、やはりラインアウトで接続。というか、ここでも致命的なミスを犯してます。FiiO X3のデジタル出力は、Coaxial(同軸)です。今回のは光デジタルなのでNGです。残念!ちなみにD12アナコンダは、同軸も光も両方付いてたから意識してませんでした。

 ということで、アナログ性能にクローズアップ

 オペアンプは、オペアンプOPA627AUを搭載、名前もR627となっているのでここを強調しています。OPA627ですが、オペアンプで高級な部類です。MUSES02などと比較されることが多いみたいです。1回路で1個4,000円くらい、2個で8,000円で、基盤にのせる必要があるので、1万弱かも。

 音の感想。

構成はいつもの、FiiO X3からラインアウトで VANTAM R627

伸びのある高音、低音も厚みがある。前回D12にいれたOPA827と傾向は似ています。というか、いまいち違いがわからない感じです。827が627の後継みたいなので、似ているとは思います。若干、OPA627の方が、柔らかい感じと音場が広い気がします。ただ、ポタアン本体が違うので、なんとも言いがたい。

 正直、このクラスのオペアンプだと音質的にはどれを聴いてもいいです。MUSES02の時もそうだけど、味付けの違いで甲乙を付けられないですね。ラインアウトから入れているのでプレイヤー側の音を変えないと、これ以上は無い気がします。

 まあアナログの話で、VANTAM R627のデジタルが充実しているので、そっちはまた後で書きます。