爆発寸前 FiiO X3 膨れあがる

 FiiO X3がマジやばいことになりました。

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パンパンに膨れている感じに盛り上がっています。中に入っているバッテリーが膨らんでいる。中に入っているバッテリーの種類はわかりませんが、リチウムポリマーとかだと、やばいです。マジでファイヤーするのでとりあえず、使用中止、リポバックに入れておきます。この状態でも使えていたので気づかなかったけど、マジ気づいてよかった、満員電車で燃えたらと思うと....

 このまま、放っておくわけに行かないので、勇気を出して分解、横のねじを緩めると勢いよく部品が飛んだ、やはり結構な圧力がかかっていたみたいです。

バッテリーを取り出します。

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 やはり、予想通り、バッテリーが膨らんでいます。

とりあえず、コネクタからバッテリー外して、リポバックに入れます。

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 難燃の素材でできています。ラジコンショップやエアーガンショップに売ってます。大きさにも寄りますが1,000円前後です。初めからこう言う物が売っているので、燃える可能性が大きいと言うことでしょう。最近、リチウムポリマーと呼ばれる電池があります。いままで良く聞くリチウムイオンより容量が大きく、高出力の電池になります。

最近だと、モバイルバッテリーのほとんどがこのタイプです。サイズが小さいのに容量が多いのは間違いなくリポです。ちなみに容量は3,000mAhなどと表記されています。このリチウムポリマーは非常にシビアでして、過放電、過充電に弱かったり、電圧の管理などが求められます。使いかとを間違えると

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こんな感じに膨れて、パンパンに、さらに最悪な状態だとファイヤーです。

 普通に家電製品として売っている物は、保護回路とか内蔵しているので、普通には使えると思いますが、今回みたいに膨れていたとか異変に気がついたら使用を中止して リポバックへ 一家に1袋あると便利です?

 かなり想定外ですが、分解したので、今度は中身のレポートしてみます。

 

 

赤い彗星 VentureCraft SoundDroid VANTAM R627

 D12 アナコンダからさらなるステップアップを求めて、DAC内蔵アンプを探しにe-イヤホンさんに、この時点では特に買うつもりが無く下調べのつもりだったのですが、赤い彗星に一目惚れです。正直、見た目に惹かれてしまった。

 金額は、中古で36,780円。他にも同じ形の色違いが数種類、金額は、まちまち、そこにあるやつでちょうど中間くらいだった気がします。すぐさまスマホで調べたら、性能いい感じ、1年くらい前の機種で、新品の値段が84,000円くらい、これはお買い得ではと思い、店員さん呼びました。さすがに金額も金額なので視聴させてもらいました。

 手持ちのFiiO X3とラインアウトで接続、聴いた瞬間に、コレください。1分も聴いてなかった気がします。

 VentureCraft の  SoundDroid VANTAM R627

この見た目とメカメカしいところが気に入ってます。

まさに 赤い彗星ですよ。名前、そんな感じに付けちゃいたいですね。コラボして***公国マーク入れたらと思ったりもします。

 どちらが表かわからないが片面に、各種スイッチ 

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入力関係は、非常に豊富です。

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 写真右側から、イヤホン出力(赤く光っているのでデジタル出力兼用)、ライン入力出力、光の入力、BALとなっているのがバランス出力、やはりこれが気になってます。2.5mmの4極プラグで Astell&Kern で採用されている端子、グランド側を左右で分けることで音が良くなるみたいです。ちなみに普通は3極なので右のイヤホン、左のイヤホン、グランドになります。緑に光っているのでセレクタiPhone接続、USB接続など選びます。左写真が底面、USBが2つ 充電とスマホ接続が兼用のマイクロUSB端子、PCについているUSB端子、こっちはiPhone接続みたいです。最後にボリューム、回して電源ONです。

 デジタル関係が充実しているしているみたいですが、自分の場合、やはりラインアウトで接続。というか、ここでも致命的なミスを犯してます。FiiO X3のデジタル出力は、Coaxial(同軸)です。今回のは光デジタルなのでNGです。残念!ちなみにD12アナコンダは、同軸も光も両方付いてたから意識してませんでした。

 ということで、アナログ性能にクローズアップ

 オペアンプは、オペアンプOPA627AUを搭載、名前もR627となっているのでここを強調しています。OPA627ですが、オペアンプで高級な部類です。MUSES02などと比較されることが多いみたいです。1回路で1個4,000円くらい、2個で8,000円で、基盤にのせる必要があるので、1万弱かも。

 音の感想。

構成はいつもの、FiiO X3からラインアウトで VANTAM R627

伸びのある高音、低音も厚みがある。前回D12にいれたOPA827と傾向は似ています。というか、いまいち違いがわからない感じです。827が627の後継みたいなので、似ているとは思います。若干、OPA627の方が、柔らかい感じと音場が広い気がします。ただ、ポタアン本体が違うので、なんとも言いがたい。

 正直、このクラスのオペアンプだと音質的にはどれを聴いてもいいです。MUSES02の時もそうだけど、味付けの違いで甲乙を付けられないですね。ラインアウトから入れているのでプレイヤー側の音を変えないと、これ以上は無い気がします。

 まあアナログの話で、VANTAM R627のデジタルが充実しているので、そっちはまた後で書きます。

 

D12アナコンダ、デジタル接続、オペアンプをOPA827に交換

 D12とFiiO X3のデジタル接続が微妙な感じになったのでオペアンプを変えてもう一度トライ。前回交換してみたOPA827に換装しました。

 前回、MUSES02と比べて長く聴いていると疲れる感じだったのでしたがデジタルにしたら若干マイルドに、低音も高音もやや控えめになり聴きやすくなりました。

 あと、音場と言うんですかね?音が1ヶ所に集まってた感じが、左右に広がった感じがします。

 OPA827だと、デジタル接続がいい感じになりますよ。

DAC内蔵ポタアンにデジタル接続

 FiiO X3とD12アナコンダMUSES02の組み合わせが良かったので、しばらくこの構成で聴いていたのですが、最近デジタルのキーワードが目に付き、デジタルの接続を試してみました。

 いままでポタアンの接続は、ラインアウトとなので、いまいちデジタルの認識が無かったです。D12もP3のようにオペアンプが変えられる物で選定したので特に意識していませんでした。

 最近のプレイヤーなどは、カタログスペックにDAC(デジタルとアナログを変換するもの)がクローズアップされているので、デジタルを制すれば音が良くなると思いやってみました。

ちなみに、FiiO X3とD12のDACは、同じ物です。Wolfson WM8740 で、D12が2010年後半くらいX3が2013年後半発売、この付近のDAPが軒並みこのDACを使用しています。

D12は、WM8740を2個使っているので、1個のX3よりいい音が期待できます。

X3は同軸のデジタル出力を使ってD12へ、ここで失敗談。

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FiiO X3は、現在 2nd Generationが出ていて左が2nd用、右が今回の旧型用です。プレイヤー側のプラグが2nd用がなぜか4極端子、旧型が2極、デジタルだからこれで正解な気がしますが。接続するとこんな感じです。

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 この接続の意味するところですが、ポタアン側のDACに仕事をさせることになり、乱暴に書くとプレーヤーは曲をいれるただの箱になります。

本当は、もっと複雑なんだろうけど、接続のイメージを簡単に書くと

① 曲データ → プレイヤーのDAC →イヤホン

② 曲データ → プレイヤーのDAC →ラインアウト→ポタアン→イヤホン

デジタル接続の場合

③ 曲データ→デジタルアウト→ポタアンのDAC→イヤホン

で②と③の聞き比べ

正直、DAC2個の効果は?

 デジタル接続は、低音が押さえられ、全体的にすっきりとした感じに、低音が控えめなのでやや高音が伸びが出ているのかな?というくらい。低音が厚みが無くなって、迫力に欠ける感じになります。ラインアウト接続の方がいい感じです。

 デュアルDACの効果はいまいち不明。上の接続イメージでは書いてませんがプレーヤー側のアナログ処理やアンプがあるのでそちらの影響の方が強いかも?

 調べるとFiiO X3のヘッドホン出力のアナログアンプ部にはアナログデバイセズの AD8397が使われているみたいです。なのでD12のオペアンプをAD8397にして比較するといいかも。そのときは、またレポートします。

 それ以上に、この構成ポータブル的にNGな気がします。D12のデジタル入力側がボリュームやイヤホンジャック側と反対なので処理が難しいです。多分、外でこの構成は無いですね。

 

D12 アナコンダ オペアンプ対決 MUSES02 VS OPA827

 OPA827搭載のアナコンダが非常に音が良かったのですが、いろいろと調べると評価は高いみたいです。非常に高価で性能が高いオペアンプ、OPA627の弟?妹分みたいです。価格は1,500円くらい、SOICというタイプで基盤に半田付けする必要があります。変換基盤に付いて売っている物で、2個5,000円強するみたい。

 MUSES02は、2回路入りで1個3,400円くらい。値段だと827が上です。

ということで、iBasso D12 anaconda に MUSES02いれて比較します。

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 iBasso定番の配列、2回路は真ん中に挿します。

 音は、さすがMUSES02、P3の時と傾向が変わりません。非常にクリアで、高音から低音までまんべんなくならしてくれます。OPA827は、線が細い感じですがMUSES02は音に厚みを感じます。とくに中~低音がしっかりします。

 OPA827が、女性ボーカル。MUSES02は、声の高めの男性ボーカルがいい感じですね。VSとしましたが、この辺まで来ると、好みの問題か曲によって選びたいですね。

 普段から使いたいのはMUSES02かな、落ち着いた感じなので聴いていて疲れないです。ただね、聴いたときに衝撃的なのはOPA827です。聴いた瞬間にオーとなります。ただ、曲にもよるかもしれませんが長く聴くとちょっと疲れる。

 勝負となると、ごめんなさい引き分けでいいですか?なんかテレビ番組みたいで申し訳ないですが好みの問題と言うことで。

 オペアンプを切り替えられるポタアン欲しいですね。

 

 あと、D12自体、いいですね。P3に比べてノイズが無いです。バッテリー内蔵なので電池交換のたびに開けなくていいので使いやすい。

 

 1点、気をつけることは電源入れるときです。オペアンプにもよりますが、バリバリとノイズがでます。結構大きめなので耳にきます。

 ちなみに、OPA827はイヤホン付けたままで電源オンはやめた方がいいです。耳痛いです。MUSES02は、まだ大丈夫な方です。

 電源入れてからイヤホン耳に入れましょう。

 

 

 

iBasso D12 Anaconda オペアンプ交換 OPA827で音が激変

iBasso D12 Anaconda オペアンプを交換してみました。

付属のローリングキットは多分、バッファー2つと2回路のオペアンプ1つの気がします。初めから装着されていたオペアンプやバッファーの基板の裏側には iBasso Audioと書いてあります。

それとは別に、テキサスインスツルメンツの OPA827 が2個入ってました。

中古なので前の所有者が使っていた物かと

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1回路のオペアンプなので、2個付けました。

構成は、FiiO X3、アナコンダ、ATH-IM03

 初期搭載のオペアンプから、音が激変、高音がスコーンと抜ける感じ、伸びもいいです。やや刺さる感じもしますが、非常にクリアです。

 高音に比べると低音が押さえられている感じはありますが、低音だけの時はきちんと聴かせてくれます。

 P3搭載のMUSES02との比較だと、MUSES02が、音に厚みがある感じで、それに比べると線が細い感じになりますが、非常にシャープでスピード感がとアタック感があります。ドラムとかリズム系の楽器がビシッときます。

絶対、前の所有者これで使ってただろうね。

 

iBasso D12 Anaconda と OPA827 かなりの掘り出し物でした。

 

 

 

ポタアン変更 iBasso D12 Anaconda

 今回、ポタアンを購入。iBasso P3 が壊れた。動かない訳でないが、ジャックの接続部分が悪く、音が片側しか聞こえなかったりする。動かすと元に戻ることもあるので接触不良みたいです。

 FiiO X3 との組み合わせが良く、しばらく使い続けるつもりだったが、さすがに寿命だったようです。

 ポタアン探しに、いざ秋葉原

見つけました。iBasso D12 Anaconda アナコンダ、強烈なネーミングのポタアンです。

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 P3 みたいにオペアンプを交換できるやつを探しに、e-イヤホンさんに行きました。店員さんに、今、P3持っていて、同じようにオペアンプが交換できるやつで音がいいやつ、みたいな相談をしたら、それ以上には変わらないかもの回答が、むしろ大事に使ってあげてください。と言われてしまった。

 この時点で作戦変更、直すしかないと思いましたが、同じイヤホンジャックが手に入るように思えないので、見た目から、同じiBassoなら部品取りに使えると思い、探していると、中古で iBasso D12 HJ を見つける。

P3から12と数字も増えているので、性能いいかも?と想像、最悪だめでも部品取りと思いましたが、決心できず帰宅。

 調べると、 iBasso D12 HJ は オペアンプが交換できないことがわかる。交換できるのが、アナコンダ でも普通に日本で手に入らない感じで D12 HJが日本仕様みたいです。

 別の日に、秋葉原をブラブラで見つけました。今考えると奇跡です。

いつもお世話になる某中古PCショップ、税込み18,984円 もちろん中古

箱なし、付属品そろっているか不明、汚れ有り 使えればOKです。

まずは見た目

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P3と同じ感じ PHONEアウト、ラインin/out 電源はボリュームを上げるとON

背面、COAXIAL(同軸入力)、OPTICAL(光入力)、バッテリー内蔵で、ミニUSBで充電します。

D12 ということでデジタルが充実しているみたいです。

この時点では、使わないのでスルー、というかデジタルの存在を理解していなかった。

iBasso お約束の付属品 オペアンプローリングキット

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P3にも付いていましたが、このケースが使いやすい。フタがマグネットになっていてパチッと止まります。

本体を開けるねじがトルクス T6 サイズのドライバーが付属

ダミーバッファーが2個(これも定番の付属品)、2回路入りオペアンプ AD8656

右上の2個はOPA827、多分こっちは前の所有者が入れただけかも?

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中身は、こんな感じ

上の段、赤いのがオペアンプ、下の白いのがバッファです。

赤く塗りつぶされていますが、webで調べると LME49721 で、2回路のオペアンプみたいです。

 

FiiO X3 のラインアウトで接続

 全体的に低音より、高音あたりは低音に押されて控えめ、全体的にのっぺりとしていて音が混ざった感じです。ちょっとゴチャゴチャしています。

 新しいからかもしれないが、P3に比べるとノイズ感はないのでその辺は聴きやすいです。ただ、P3にはMUSES02が入っているので、さすがに比較対象にはならないかも、後で載せ替えてまた報告します。

 やはりオペアンプの交換に真価が発揮されるかと